消えない想い

「ごめんなさい」

と言うことさえ出来ず、どうしたらいいのか
分からないまま日は過ぎた。

あれ以来そのクラスの男子は話しかけてこなかったし
目もあわされず、避けられているようだった。

こういうのが恋って言うの?

由紀
「早く返事したほうがいいんちゃう?」

亜美
「なんて?」

由紀
「なんてって!(笑)それは亜美の気持ちやん?」

亜美
「気持ち?そんなん、何も無いで(笑)」


そんな話をしていたら、同じクラスのナオコ通称ナッコが来た。

ナッコ
「告白の返事したん?」

亜美
「ううん、まだ何も…」

ナッコ
「亜美って、誰か好きになったことあるん?」

亜美
「無いなぁ…」

ナッコ
「えー!今までひとりも!?そんなん変やわー!」


そうか…私は変なんやな。

ナッコ
「ナッコはなー、3年の倉本先輩が好きやねん♡かっこいいねんでー♡」

亜美
「3年の先輩なん?ナッコ、なんか大人やなー!」

由紀
「好きな相手が年上やったら大人なんや(笑)」

亜美  
「由紀は?」

由紀
「あたしも3年の先輩でかっこいいなぁと思う人はいるよ!」


へぇ~…みんな、そんなん思ったりするんやなぁ。
やっぱりあたしは変なんかな。