『川本!!!』


「はい!!すみません!あたしの責任です!けど、黒崎さんのせいなんです!」


『そんな事は、後だ。黒崎と明奈先生の所へ行け。出来たものからFAX で流せ。俺が確認してやる』


「わかりました!……黒崎さん、行きますよ!早くして下さい!」



川本は、黒崎を引きずりながら編集部を飛び出して行く。


今日でどこまでやれるか。

半分終わればいい方か。
とにもかくにも、時間がない。


今日もまた徹夜だな。



あいつらが気絶でもしない限り、俺も寝れないからな。