「ゆうな。転校しないとならないんだ、となりの町だから友達と離ればなれはならないよ」
母からそう言われた。離ればなれ?そんな問題じゃない。私は小2から、この学校来てやっとなじめてきたと思った、小4の夏に、転校?
まだ、思春期じゃないから親に歯向かうことなど出来ない。母に言われるがまま、転校をした。
泣いた。嫌だった。行きたくなかった。
でも、そんな事言ったら母を困らせていまう。私は母を守らないといけない、支えないといけない。なんて勝手に重い責任を抱えていると思い込んでいた。まぁこんなこと考えてたってそのままでいいよなんて言われない。
「○○小学校から、転校してきました、吉里ゆうなです」
知らない人たちの拍手が聞こえる。
嫌だな。そんな思いのままクラスへ足を運ぶ。
また自己紹介。席を決められ座った、
「よろしくね、優希っていうんだ」
嬉しかったんだろう。私は満面の笑みで
「よろしく!」と言った。今では優希とは廊下ですれ違ってもスルーをする存在だ。
月日はたち、小6...
一番荒れてた、反抗期は来るわ、リスト少女にはなるわ、彼氏には夢中になるわ、授業受けないでトイレにたむろってるわ。
その思い出でも、一番今でも残ってるのはリスト少女かな。切った傷はいまだに出せない声をあげて叫んでる。いや、もしかすると叫んでるのは私の心かな?
その頃では、学校では目立ってる方、スクールカーストがあったら、一軍にいただろう。あんなんでも、行事の実行委員長は2回ぐらいやっていた。
私は、中学受験をした。ある、中学校に合格しそこに通っていた。入学して二ヶ月の事だ...
私を無視する人達が増えてきた。一回しかなかったが、更衣室の制服が無くなった時もあった。別にそれだけならまだ我慢できる。しかし、その事を担任、単元教師は知っていたのにもかかわらず、見て見ぬふりをしていた。いまだに、その傷は刺さったままだ。ある日、私は学校を休んだ。夏休みの夏期講習も全部休んだ。それ以来、学校に行かなくなり“不登校”が始まった。苦しみから解放されたかのように幸せだった、冬休みが来た、私にとっては関係ないこと。でも、さすがにこのままだと高校に行けなくなると察した私は地元の中学校に転校することにした。結構なことがこれまであった。親とも言い争い、お金の話もチラホラ、なんで迷惑かけんの!まで強く言われた。でも、あの学校には行きたくない。だから、本当の事を両親に言った。やっと言えた。肩の重りが取れた気がした。ベットの中で一人、歯を食いしばって泣いていた。
三学期
「○○中学校から、転校してきました。吉里ゆうなです」
その拍手は聞きなれていた。だって地元の中学校だから、同じメンバーで中学校に上がる人がほとんどだ。話しかけても無視はされなかった。本当に、本当に嬉しかった。
今、私は猫をかぶって学校へ行ってる。だから小学校とは違くて。スクールカーストにしたら、二軍にいるのかな?
これが、私のストーリーだ。
母からそう言われた。離ればなれ?そんな問題じゃない。私は小2から、この学校来てやっとなじめてきたと思った、小4の夏に、転校?
まだ、思春期じゃないから親に歯向かうことなど出来ない。母に言われるがまま、転校をした。
泣いた。嫌だった。行きたくなかった。
でも、そんな事言ったら母を困らせていまう。私は母を守らないといけない、支えないといけない。なんて勝手に重い責任を抱えていると思い込んでいた。まぁこんなこと考えてたってそのままでいいよなんて言われない。
「○○小学校から、転校してきました、吉里ゆうなです」
知らない人たちの拍手が聞こえる。
嫌だな。そんな思いのままクラスへ足を運ぶ。
また自己紹介。席を決められ座った、
「よろしくね、優希っていうんだ」
嬉しかったんだろう。私は満面の笑みで
「よろしく!」と言った。今では優希とは廊下ですれ違ってもスルーをする存在だ。
月日はたち、小6...
一番荒れてた、反抗期は来るわ、リスト少女にはなるわ、彼氏には夢中になるわ、授業受けないでトイレにたむろってるわ。
その思い出でも、一番今でも残ってるのはリスト少女かな。切った傷はいまだに出せない声をあげて叫んでる。いや、もしかすると叫んでるのは私の心かな?
その頃では、学校では目立ってる方、スクールカーストがあったら、一軍にいただろう。あんなんでも、行事の実行委員長は2回ぐらいやっていた。
私は、中学受験をした。ある、中学校に合格しそこに通っていた。入学して二ヶ月の事だ...
私を無視する人達が増えてきた。一回しかなかったが、更衣室の制服が無くなった時もあった。別にそれだけならまだ我慢できる。しかし、その事を担任、単元教師は知っていたのにもかかわらず、見て見ぬふりをしていた。いまだに、その傷は刺さったままだ。ある日、私は学校を休んだ。夏休みの夏期講習も全部休んだ。それ以来、学校に行かなくなり“不登校”が始まった。苦しみから解放されたかのように幸せだった、冬休みが来た、私にとっては関係ないこと。でも、さすがにこのままだと高校に行けなくなると察した私は地元の中学校に転校することにした。結構なことがこれまであった。親とも言い争い、お金の話もチラホラ、なんで迷惑かけんの!まで強く言われた。でも、あの学校には行きたくない。だから、本当の事を両親に言った。やっと言えた。肩の重りが取れた気がした。ベットの中で一人、歯を食いしばって泣いていた。
三学期
「○○中学校から、転校してきました。吉里ゆうなです」
その拍手は聞きなれていた。だって地元の中学校だから、同じメンバーで中学校に上がる人がほとんどだ。話しかけても無視はされなかった。本当に、本当に嬉しかった。
今、私は猫をかぶって学校へ行ってる。だから小学校とは違くて。スクールカーストにしたら、二軍にいるのかな?
これが、私のストーリーだ。
