「先輩、ここにいるので肩貸してもらっていいですか?」



「え、肩??いいけど…」



「ありがとうございます、
私これから寝るのでくれぐれもお静かにお願いしますね?」



先輩の肩に頭をとんっと置いて私は目を閉じる



「えっ!?ちょ、え、唯ちゃん!?」


「……先輩うるさいです」



「うっ、ごめん」



風で木の揺れる音、
鳥の鳴き声、暖かい太陽


そして苦しくない体制



…快適だ



そしてわたしはいつの間にか眠りについていた