ぐぅ〜〜〜



4時間目始まってすぐ私のお腹が悲鳴をあげた


これは恥ずかしすぎる


え、絶対これ聞かれたよね、、


「プッ」


…やっぱり


「ちょっと、原くん笑わないで」


私の隣の席の原くんは
小刻みに震えながら笑いをこらえている



「いやだって朝倉おもしろすぎるだろプックク」



「笑いすぎだって!」



バンッと机を叩いて原くんを睨む



「あ〜さ〜く〜ら〜??廊下に立たされたいか?」



「……すみません」



授業中だってこと完全に忘れてた、、


原くんはまた小刻みに震えながら笑っている


お腹の音よりも恥ずかしいし原くんはずっと笑ってるし今日ついてなさすぎでしょ……



「朝倉まじおもしろすぎフッ」



「…原くんのせいだから」



「いやいや俺のせいじゃないって今のはお前の自爆だろ!」



「原くんが私のお腹の音に気づかなかったらこんなことにならなかったのに、原くんなんか死刑だ」



「あんな大きなお腹の音聞こえないやつはそうとうやばいぞ」



「やっぱそんな大きかった?」



「あぁ、それはもうびっくりするぐらいな」



「…原と、朝倉お前らうるさいぞ
廊下に立ってろ」



「「…はい」」


自分たちの話し声はだいぶ大きかったようで、先生の中でもわりと優しい滝沢先生の顔は凄く怒っていた