塾で残って泣いていた日だった。




「仁川??」




聞いた事の有る声が後ろから聞こえた。




「っ…冴嶋先生??」




後ろに居たのはあたしの忘れられなかった人…




冴嶋先生だった。



「やっぱり仁川だったのか!?綺麗になったなぁ…」





2年ぶりに見た先生は2年前よりもっとかっこ良くなっていた。





「っか何で泣いているんだ??」




「っ…せんせぇ…」