愛しい人


葵と学校へ向かいながらあの日のことを思い出していた。

名前だけだも知りたかったな。

「はぁ…。」

あの夢を見るとお礼言いたかったなとかいろいろ考えちゃってなんとなく気分がさがる。

「心愛。今日学校サボるぞ。」

「えっ。」

葵に手を引かれて学校と反対方面の電車に乗った。

「ねぇ、どこ行くの?」