…?

「どうゆうこと?」

キスをしてこようとしたのは凪じゃんか。
受け入れるなって言いたいの?

矛盾してるよ?…凪。

「好きじゃねぇヤツのキス…受け入れんな。バカ。そんなお前軽い女じゃないだろ?」

「…軽くは…ないけど」

「なら、俺をつきとばすなりなんなりしろよ」

「…凪がしてきたのに?」
「うっせ…」

そう言って凪はまたリビングの方に行ってしまった。
慌てて追いかけると凪は、「目玉焼きでいい」って言って、またソファーにこしかけた。

「…変な凪…」


そうつぶやいて、冷蔵庫から、卵を取りだし、料理をし始めた。