-雅、翼side-

「雅」「翼…菜々?!」ソファに寝かせる。「何があった」と一通り雅に話す翼

「そうか、陸がそんなこと言ったんたか」「あぁあれには少し驚いた」と菜々を見つめる、翼。

「で?奏汰はどんなだったんだよ」

「気づいてるよーうな感じ。でも名前も変えたし見た目も変わってるから、まだなんとも言えねーな」

「そうか。」二人は黙る。

「なあ、雅。」「ん?」「こいつの闇はおもったより大きいかもしれない。母さん達が死んだことと……蓮が死んだこと…俺らはこいつの闇を分かってやれねーのかもしれない」と翼は菜々の頭をやさしく触る。

「…菜々。」

ガタンボトッ)外から音がする。ドアを開けると…

「…!?奏汰…」