『…………あの………』なんで私倉庫にいるのよ!

『ちょっと!学校は?いいの?』「いーのいーの雅さんには伝えてあるし!」と真羽

「大丈夫だよ」と要が菜々に、くっついて話す。

「要も菜々に懐きましたね」と愁が陸にいうと「フン、知るか」とバイクの雑誌を読む。

「菜々ミルクティーあるよ飲む?」と奏汰。『あ欲しい飲みたい、』ミルクティーをもらい飲んでいると

ガチャ)勢いよくドアが開く。「そ、総長!大変です!」「なんだ騒がしいな」「功達が何者かにやられて」「なんだと…?」みんなで部屋を出る。

広場にはけが人が。「クソが」と呟く陸。「愁今すぐ調べろ!」「総長!それから…ここまで功たちを連れてきたひとがいるんですけど」と伝える。

「そうか。礼を言わねーとな」みんなで降りる。

「あんたらがこいつらを運んできてくれたのか済まないありがとう」「いや…全然大丈夫だよ」とその男は陸たちを見る。「え、この人…夜月…の!」と真羽。え…奏汰の方を向く菜々。奏汰は菜々を見てなにもいわない。

菜々は静かにその場を離れようとするが奏汰は手を掴み離さない。

『奏汰…離してッ』「ここで離せばお前は…また目をそらす事になる」と菜々を放さない。

菜々は必死に奏汰の手をはなそうとする。「何してんの菜々と奏汰」と要が言う。

「え?…奏汰?…菜々?」と菜々と奏汰の方を向く。

「よ。斗真…」と奏汰。「そこにいるの…菜々か」と斗真が菜々にといかける。

『…斗真…』ギュッ「やっと見つけたやっと…やっと…」と涙を流す。「奏汰どういうことだ、なんで夜月と知り合いなんだよ」「…とりあえず、ほかの奴らも呼んでいいか」とみんなに伝え待つことに。

「よ。お前ら」雅と翼が来る。そして「なーちゃん」「菜々!!!」

「う、うわ!夜月のメンバーだやばい!」と興奮する要と真羽。

「自己紹介一応しとこうか。俺は梅田斗真」「花木涼真」「吉井由仁」「俺は夜月幹部だ」と斗真。

「すげえ本物だ」と要。菜々は黙ったまま下を向く。

「あの総長と副総長は?」と愁が聞く。菜々はビクッと唇を噛む。そろそろ覚悟決めるしかないか。

菜々は奏汰の手を握る。

『夜月の総長は…私だよ』

「「「…え!?!?」」」驚くみんな。

「なっちゃんが夜月の総長…!?てことは輝龍!?」と真羽。

『騙してたわけじゃない。ごめん言えなかった。』

「なーちゃん!」と由仁が抱きしめる。

『聞いてほしいことがある。…私の過去を』