おーはよっ。

いつもの華奈の明るい声が聞こえる朝。
今日も遅刻だった。



先生 「望月さん朝礼だから体育館ばき履けー。」

そうだ、今日は月曜日。朝礼だ..。
背の順では、私と好きな人は背が高い方。

紗奈(自分) 「朝礼とかだる！」
内心は、嬉しいけどついこんな事を言ってしまう。

華奈 「それなー。今の時期寒いし！」

紗奈SIDE 。
寒いけど、私は 好きな人に近づけれるチャンスなんだよ。華奈は私が "アノ人"の事を好きなのを知っているのにも関わらず、なんにも感じていない。

紗奈 (自分) 「うんうん。てかさ！昨日のテレビ見た！？」
なんて、会話を話してるけど、実は"アノ人"の事を目で追っちゃう。だって、近くにいるんだもん。

華奈「見たよ！あっ！進んだよ行こ！」

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