守ってくれる大きな手

「どうかした?」

「あの、貝塚さんは、父の事件のこと何か知ってるんですか?それとも新たに情報を掴んだんですか?」

「え?」

「おかしいと思ったんです、今まで、私の家に来て、誰か来なかったかなんて、聞いたことなかったじゃないですか、何かあったんですよね?もしかして、私に何か危機でも迫ってるんですか?」