守ってくれる大きな手

「え、あ、そういえば、昨日はごめんね、冴木さん急に」

「いえいえ、で、郁美、大丈夫だったの?」

「え、うん、何も」

「そっか、ならよかったよ、学校行こ」

「気をつけてな」