「お前ら、何やってんだ」 「ちっ、ほら行くぞ」 「中村後追え!」 「はいっ!」 「大丈夫?立てるか?」 「だ、大丈夫です」 「こんなに震えて、大丈夫じゃないよね、怪我してる、病院連れて行くな」 そこで、郁美の意識は警察の腕の中でなくなった