守ってくれる大きな手

翔子は、母親の車で郁美のアパートへと向かった

ピーンポーン、ドンドンドン!

「郁美?ねぇ、郁美、いないの?郁美!郁美!鍵かかってる……まさか、かえってないの?」

「冴木さん?」

「あ、貝塚さん、」

ちょうどそこに仕事終わりの恭太が帰って来た。