守ってくれる大きな手

「その人の顔どんなだった?」

「そんなこと聞かれても、年齢層と男か女としか、、そんな大層なことじゃないと思ったの」

「そっか、わかった、教えてくれてありがとね」

郁美は若干気味が悪くなり、恭太に相談しようと思っていた