守ってくれる大きな手

「心配してくれてありがとうな、それと……君が警察を目指してること薄々気づいてたよ。」

「え?」

「だって、あんな、強くて、怖さを顔に出さない、普通の人には難しいことだよ、それだけの覚悟があるんだって思ってたから」

「なんか、恥ずかしいな笑」

「でも、一応、気をつけたほうがいい、何処かで見られているかもしれないし、案外近くにいるかもしれないんだ。何かおかしなことがあれば俺に連絡して」