ヒカリのように




放課後。

みんなで学校を出るが、お昼のことは誰ももう気にしてない様子。


言ってなかったけど、みんなバイクで通学してるから途中までバイクで送ってくれる。


「今日は誰の乗るー?」


ちなみになぜか毎日日替わりだ。



「………誰のでも」


これも毎日の会話だ。


「んじゃ俺の乗れば」


そうして乗せてくれたのは陸だ。

「わかった、ありがとう」


バイクは自分のも持ってるから乗れるが、怪しまれたくないのでいちおう手を貸してもらってる。


「よし、行こう」


陸の声でみんなのバイクと、私を乗せたバイクが走り出した。



みんなのバイクに乗ったことあるけど、陸のが一番好きだな。

私の運転とにてるからかな?

安心する。


なんて思っていると、すぐについた。