翌日。
今日は余裕を持って学校についた。
だが、今日の学校は平和ではなかった。
「天霧陽葵。ちょっと来い」
もちろん、HRは平和に終わった。
その後だ。
隣の席の人が私に言ってきた。
「………」
「はやく」
動かない私に苛立ったのか、そう言って私の腕を掴み歩き始めた。
「わっ……」
もちろん、私も必然的に歩くことになる。
足がもつれるっ……
この人背が高くて私との身長差が大きすぎて私、持ち上がりそう……
「あのっ…行くからっ………」
腕を離して。
「わっ」
するとその人は急に立ち止まった。
私は急に止まったので顔を見事に彼の背中にぶつけてしまった。
「………来るならちゃんと言え」
そしてそう言って私の腕を離して歩き始めた。
「………」
あなたが言う暇を与えなかったんでしょ。
いい人だと、思ってたのにな。
私は黙って後に続いた。


