「学校に、行ってみないか?」
そしていざ、学校へ行くとみんなに出会った。
佑、陸、凪、昴。
みんな初対面の私をよく守るなんて言ったよね。
ほんと、馬鹿だと思うよ。
だけどあの図々しさがなかったら私はみんなのことこんなに好きになれてないし大事に思えてないな。
いつも作り笑いばかりしててきっと表情筋疲れてるからたまには、笑わなくてもいいんだよ。
自分が楽しい時に、嬉しい時に笑えばいいんだよ。
笑顔って、作るものじゃないんだよ、佑。
なんて、私が言えることじゃないけど。
それを気づかせてくれたのはみんなだし。
思ったことはっきり言うし、少し言い過ぎな所もあるけどみんなのことをよく見ていてみんなのことを人1倍心配している陸。
私は陸の事も、ちゃんと見てるつもりだよ。
私の知らない陸がいるのかもしれないけど、私の知ってる陸はとっても尊敬できるから。
どんな陸ってしってもその気持ちが変わることは無い。
みんなと1年、2年遅く生まれて。
だけど自分にも面倒見なきゃいけない相手がいて甘えたりなくていつも甘えてくる凪。
最初に出会った時はツンケンしてたよね。
だけど知れば知るほどかわいくて。
弟がいたらこんな感じなのかなって思ったりもした。
だけど、それは家でがんばって大人になっている反動なんだよね。
いいんだよ、今はそれで。
甘えられる、自分でいられる環境って大切だから。
無口だし、目つき悪いし、急に行動する昴。
必要最低限は喋らなくてわりとストイックなのかと思ったけど。
それはみんなのことをちゃんとみて、みんなを知ろうとしているって事だよね。
だけどね、もうすこし喋らなきゃ。
きっと、昴がみんなのことを知りたいって思ってるのと同じくらい、みんなも昴の事を知りたいって思っていると思うよ。
ずっと一緒にいても、喋らなきゃわからないことってたくさんあると思うよ。


