「明日朝イチで行く。
だから今日は」
「飲み」
夏目の言葉の続きを言う。
「正解」
そりゃ、ずっとこの家で生活してればわかってきますよ。
「明人さんに後で顔だしとけ」
「ん」
夏目はそう言って部屋を出て行った。
私は制服からスーツに着替えると部屋を出た。
「あ」
「やっほ」
樹さん。
部屋の前で待ってたのか。
「お久しぶりです」
「久しぶり。元気だった?」
「はい、お陰様で」
「それはよかった。怪我は?」
「すっかりよくなりました」
「よしよし、みんな心配してたからね」
樹さんはそう言って「明人さんのところでしょ?」と私の行動がわかってたかのように言う。
「はい」
そして私は樹さんと明人さんの部屋へ向かった。


