ヒカリのように



「……………嘘、つかなきゃ行けない時もあるよね。今のは絶対その時じゃないけど」


なんて凪まで。


「……人のことに口突っ込むべきじゃないよ」


私はそうボソリと言った。


「じゃ、今日は誰の乗る?」


「……だれでも……陸」


いつものように、誰でもいいと答えようとしたが、なんだか陸が目についたので陸のバイクにのせてもらうことにした。


「……わかった」


陸はそう言って私をバイクに乗せた。



「……なんか、陸率多いよね」


凪が少し頬をふくらませて言う。


………かわいい。



「じゃあもう陸でよくない?陽葵ちゃんバイクに乗せるの」


佑はそう言って荷物をバイクにしまう。


……それは、陸が面倒くさがりそうだけど。


「わかった」


と思ったけど、案外あっさり了承してくれた。


「ありがと…」

「いーえ」



「……行くぞ」



そして昴の声でバイクは走り出した。


バイク……私も久しぶりに走らせたい。

………バイクの運転苦手だけど。