「桜、俺と付き合ってください」



1度私を放して、目をみて言ってくれるヒロくん




もちろん、私の返信は決まってる




「はい!」



そう言って、今日何度目か分からないくらい




ヒロくんに抱きついた




そして、ヒロくんも私を抱きしめかえしてくれる




それがすごく嬉しくて




ヒロくんの胸に頬をくっつけた





でも、その前に気になることがある。




「ヒロくん、どうしてあんなに女の子に対して拒絶してたのに、女遊びなんて始めたの?」



そう、これが気になっていた




いつの間にか私と唯奈ちゃん以外の女の子にはびっくりするくらい素っ気ないし



近寄られるのも嫌がるくらいの拒絶をしていたのに




「それは………
桜の傍にいない方がいいと思ったから。
俺、あの日桜が怖がる事をしたから。
おじさんと同じことをしてしまったから、
また、するくらいならもう離れた方がいい。
ってなったんだけど、いつも頭の中は桜でいっぱいだった。
ホント、ごめんな」




正直悲しいよ。




私以外の女の子を触れたんだもん。



でも、それがあっての今だもんね




「そっか。
私も、ヒロくんを苦しめてごめんね。
これからは喧嘩してもちゃんと話し合って仲直りしよう」




そう笑って言ってみせた、