そんな時、お父さんの様子がその日可笑しかった
いつもとどこか違うくて
私の本能が危険だって言っていた
すぐに逃げようとしたけど
すぐにお父さんに捕まった
そして、ついてないことに
この時、お母さんは家にいなかった
「お……とうさん??」
「気安くお父さんなんて呼ぶな」
そう言ったのと同時に
お父さんは私を押し倒し
私に覆い被さった
「離して」
「黙れ!!」
「やだよ!!!
お母さん!!!誰か助けて!!!」
そう叫ぶ私にお父さんは何度も叩いた
「うるさい口はこうだ」
お父さんは静かに呟いて
私の唇に
キスをしたんだ


