私のお父さんはすごく厳しい人だった




だから、英才教育も受けたし



習い事もした



全てを好成績じゃないと




お父さんは私に手を挙げる




その度、お母さんは私を庇って泣き叫ぶ




幼い頃からそんな生活の中で過ごしていた私




確かに辛かったし悲しかった




だけど、嫌じゃなかった



むしろ大好きだった




頑張れば




お父さんは笑って



『よく頑張ったな
 偉いぞー!!』



なんて言って褒めてくれる




だけど、そんな日常はいきなり変わってしまった