「1人暮らし?」


そう聞くと、困ったような複雑な顔をして


「…まぁ……それよりここまで付き添ってくれて本当にありがとうございました…」


と、はぐらかされた。まぁ、色々あるんだと思うし、深く聞くつもりは無い。それに、俺も似たようなものだ。



コンビニによって弁当買って帰ろう…。


俺は詩乃に袋を渡して、来た道を戻った。