それから、刻々と時間が過ぎていった。こういう時ほど時が流れるのは早いもので、あっという間に軽く地獄の昼休みとなった。
目の前にはお弁当を持った結月ちゃん。逃がさんぞと言わんばかりの笑みを私に向ける。
それから近くにあった誰かの机を私の机にくっつけて座った。
「んで?何があったわけ?」
「う〜〜〜」
「ちょっと、そんなに言い難いことされたの!?まさか…襲われた!?」
お、おそ……っ!?
「そ、そんなんじゃないよ…!!」
結月ちゃんの発言にかぁっと顔に熱が集中する。多分、赤くなってる。
「じゃあ、なんなのよ?」
「犬……」
