「冷たっ!……あははっ」
楽しくなってテンションが上がった私は、ぴょんぴょんと跳ねた。
「楽しいっ!」
「楽しそうで何より…めっちゃ濡れた……」
遊は濡れた前髪をかきあげた。その仕草さえもかっこよく見えてしまう。
じ、重症だ……
この後もビーチバレーやら砂浜でお城作りやら、海を満喫した。楽しい事をしていると時が経つのは早く感じるもので、もう帰りの時刻。
荷物を車に詰め込み2時間ちょっと。くたくたに疲れていた私と花奈ちゃんは結月ちゃんを間に挟んでもたれかかり、ぐっすりと眠っていた。
駅に着いたところで、起こされた私は遊と一緒に先生とみんなにお別れをして車を見送った。
