悩んでいると、遊の周りに女の人が数人集まって行くのが見えた。
だ、だめ……!!
どんどん近づいていく女の人達。私は考えるより先に遊に向かって走っていた。
「あの〜?もしかしてお1人ですかぁ?よかったら、私達と遊びません?」
近づけば近づくほど鮮明に聞こえる女の人の声。遊の一番近くにいた人が遊に触ろうとした時。
「だめっ!」
私は遊と女の人の間に割って入った。驚いた表情をする女の人達。
「この人は、わ……わ、私の彼氏…だから…触らないで下さい…!」
は、恥ずかしい……彼氏とか…何言ってるの…!!
恥ずかしさを抑え、勇気を出して言った甲斐があったのか女の人達は気まずそうにこの場を去っていった。
