エレベーターに貼られている紙を見ながら言う結月ちゃん。私も結月ちゃんの見ている紙を見るとそこには温泉の効能とその下に大きく露天風呂あります。と書かれていた。
「おぉっ!!」
花奈ちゃんが喜んだところでエレベーターが着いた。少し歩くと、暖簾が見えた。暖簾を潜ると、早速温泉へ。
「あ、あつ……」
湯船に手をちょんとつけると思いの外、熱くてすぐに手を引っ込めた。
「えぇ?そんなに熱くないよ?ほれ、おいで〜」
先に湯船に浸かっている結月ちゃんは私に向かって手招きした。
熱くないって…結月ちゃん何者…!?
「慣れだよ、なーれ。はよ来い」
