飼い主と私。


結月ちゃんめ……!!私も途中働いてなかったけど…!


2人に責められた結月ちゃんは視線を泳がせて、なんのこと?とはぐらかしている。

そんな時、部屋の向こうから先生の声が聞こえた。


「みんなー?いますか?」


「…はーい」


照れながら真っ先にドアの方へ向かった結月ちゃん。私と花奈ちゃんが続いた。


「ご飯、もうすぐだそうで…準備出来ますか?」


「うん。…私はすぐ行けるよ?」


そう言いながら後ろを振り向く結月ちゃん。私達も頷いた。

「じゃあ、行きましょうか」