「本当にすいません。怪我とか…ありませんか?」


「ん〜大丈夫〜っ!君こそ大丈夫ー?ごめんねっ?」


手を掴まれた私は、さり気なく離して、手を後ろに隠して苦笑い。


そうこうしている内に後ろから、その人の友達らしき人が2人、歩いて来た。


「…ん?どうした…って、うわー!君、可愛いねー」


「ほんとだ、超可愛いじゃん」


ひ、人が増えた…!?どうしよう…


困って動けずにいると、友達らしき人の1人が近くに寄ってきた。


「キミ、今ヒマ?俺らと遊ぼーよー!」


「え…い、いや……もう、行かなきゃ…」