そう思っていると、丁度よくお客さんに呼ばれたので伝票を持ってお客さんの元に向かった。


「お待たせいたしました」


「えっと、トロピカルジュース一つ」


「…確認させていただきます。トロピカルジュースお一つ。以上で宜しいですか?…しばらくお待ちください」


慌てることなく厨房の方に戻ると、ほっと胸を撫で下ろした。


うわぁぁ…ドキドキした……笑顔で出来たかな!?


「颯馬くん、トロピカルジュース一つ、お願い」


「りょー」


少し待っていると、直ぐにトロピカルジュースが出来た。それを持ってさっきのお客さんに渡すと、次のお客さんが呼んだ。