「ありがとう〜花奈ちゃんのおかげだよ〜!」


「そんなことないよ?…って、そろそろ行こっか。待たせちゃってるし」


3人揃って更衣室を出ると、男の子組はもう料理や接客に取り掛かってるようだった。


「あ、結月。結月は外に出ずに俺と一緒に作業しましょう?」


カウンターにいた先生に呼ばれた結月ちゃんは頷いてカウンターに向かった。


「いいなぁ…私も颯馬君のところ行きたい〜」


「花奈ちゃん、行ってきなよ。さっき厨房でお料理してたよ?」


「ほんとう?じゃあ行ってこようかな…ごめんね」