そっぽを向くと、慌てた結月ちゃんが肩を掴んだ。


「ごめんって!ね?」


「…後でジュース奢りね……」


「ま、まじか……安いヤツでお願いします」


なんて会話をしているうちに先生が戻ったので、結月ちゃんと別れて席についた。


そうだ、遊にも報告しとこう………ここ数日、大変だったなぁ……楽しかったけどっ


授業を聞きつつ、私はほうっと息をついた。