あ、やば……襲っちゃうかも……
気付けば俺は詩乃をベッドに押し倒していた。
「…簡単に男の部屋なんかに来ちゃダメだよ…?何されるかわかんないよ…?」
理性を保つために言った言葉。嫌なら抵抗すればいい。そしたら俺はちゃんと手を引くから。
だけど詩乃は……詩乃は笑った。笑って
「遊こそ…遊こそ彼女いるのにいいんですか?」
流石にこんな返答は予想してなくて今までにない間抜けた声が出た。
俺、彼女なんていないんだけど…何言ってるの?
「ちょっ…待って待って、どうなったらそうなるの?」
話を聞けば、一昨日の花奈とのやりとりを聞いてたらしい。
