飼い主と私。


「私…勝手に勘違いしてヤキモチやいて……は、恥ずかしい…」


「…良いんじゃない?詩乃のそういう所好きだし」


「嬉しくないです…」


そう言いつつ、心の中のもやもやが一気に晴れた気がした。


「それより、詩乃。詩乃の方こそアイツ…誰なの…」


さっきと打って変わってむすっとした声の遊。


「アイツ…?」


「ほら、ショッピングモールで一緒にいた…」


その言葉を聞くと、あっ!とピンときた。


まさか、遊も…誤解して…?