飼い主と私。


久しぶりに見る遊。遊も驚いているのか少し動きが止まった気がした。


「…ゆ………」


「ちょっと〜!遊くん!」


話しかけようとした時、後ろからくる女の子によって阻止された。走ってくる女の子はさっき告白していた女の子の声にそっくり。


あ…彼女さん……


「どうしたの?立ち止まって……って、桜田さん?」


彼女の顔をよく見ると、この前ハンカチを届けてくれた、柊木さんだった。


「ひ、柊木さん…」