店に着くと、彩陽さんがお出迎えしてくれた。 店内は暑くも寒くもない丁度いい温度で、空気も澄んでいる感じがした。 「久しぶり。彩陽さん元気?」 「あったりまえよ!まだまだいけるわ!」 ちからこぶを見せながら元気そうに笑う彩陽さん。 ほんっと、美柳さんと似てるよなぁ…笑った顔。 「ま、そうか。心配する必要なかったね」 「なによ、それ!」 「あっ、遊くん!来てたんだ〜」