「時雨…優しくなったね〜お姉ちゃん嬉しいなぁ」



失礼な事だけど、事実、時雨は小さい頃は、良くも悪くも素直に思った事をズバズバ言ってたし……それでクラスの子泣かせてたし…



「む、昔の事とはちょっと違わない?」


「でも嬉しいの!あ、でも本当に送ってくれなくて大丈夫だよ!ほら、電車来ちゃうよ?」


そう言うと、時雨は仕方ない、というようにため息をついて駅に向かった。


時雨が見えなくなると、振っていた手を下ろした。



私も帰りますか!


久しぶりに楽しい買い物を満喫出来た1日だった。