「時雨、時雨は何か見たいもの、無いの?」 一通り見終わって会計を済ましている最中にそう聞いた。 「あるよ…詩乃にもついてきて欲しい」 会計が終わると、次は雑貨屋がある4階へ向かった。とっても可愛い、女の子が行きそうな雑貨屋さん。 なんだろう?ここに時雨の欲しい物が…? 不思議に思いながら中に入ると、女子高校生や中学生で賑わっていた。