「別れてるって知ってながら…私、無神経で本当にごめんなさい」

「…私こそごめんなさい」

言わないと、
最初に利用して仲良くなったこと…
仲良くしてくれたのに突き放してしまったこと…ちゃんと謝らないと。

「朋美。私、1番最初…泰斗を忘れるために、一人でいたくないが為に仲良くなったんだよね…けど、ほんとに友達になれて嬉しくて、朝突き放してほんとにごめんなさい」

「…うんっ。あのね、、いとちゃんが良ければなんだけど…これからも仲良くしてくれないかな…?」

「こちらこそだよ」

…今まで、本当の友達じゃなかった。
でもこれからは、本当の友達になる。

時間はかかるかもしれないけど。


仲直り出来たのは、
なぎくんのおかげ。


…泰斗にも、感謝しないと…
今まで一緒にいてくれたんだから。