「で?どーした?」
「あ、うん…私さ、さっきクラスの子に話しかけられたんだけど…慣れなくてうまく会話できなくて、愛想笑いしかできなかったの」
「あー、なるほどな」
「なんで、いきなり話しかけられたのかもわからないし…」
「そりゃ、心配してたんじゃね?突き飛ばされたって聞いたら心配すんだろ」
「あぁ、、そっか」
「ま、いとと話してみたかったってのもあんじゃねーか?すぐには、話できないかもしれねーけど…俺と一緒に少しずつ慣れていこーぜ?」
「うん…ありがとう、泰斗」
悩んでいても、
泰斗に打ち明ければすぐに解決する
とってもスッキリする
心がスーッと軽くなる…
「したら、これから放課後デートでもしますか!」
「えっ」
泰斗は、私の手を取り走る
変なの…
いつも以上にドキドキする
手から熱が伝わってくる
素敵な日。
こんな日が毎日続けばいいのに…