退院してからの、学校…
久しぶりの学校で、
なんか行きづらい…
行かなきゃなんだけど、、
入院している間、
泰斗が毎日来てくれて、
朋美も会いに来てくれた
お母さんは、退院する時に来てくれたんだけど、
誰も来てくれないって思ってた
だから、少人数であっても
とっても嬉しかった
──ピンポーン
あ、泰斗かな。
久しぶりに泰斗と登校する
「お、おはよ。泰斗」
「はよ〜」
あぁ、また…
一緒に過ごせる毎日が待っている
もう、1人じゃない…
一人にならないのは泰斗のおかげ。
「んじゃ、行くか」
「うん」
しっかりと鍵をかけて、
学校へと向かう。
数日前まで、
一人で歩いてた道
その道をまた泰斗と歩いてる
もう、歩けないと思っていた
隣にいられないと思っていた