「え?」

「私は、泰斗が好き…!!運命の人がいてもいい…いつか別れることになってもいい…私は、泰斗と一緒にいたい…そばにいたいの…」

私は、何を言っているんだろ
1番ありえないって思ってたこと
理解出来なかったこと

なのに、、

なんで、私は…

「それって、、付き合ってくれんのか?」

「うん」

その道を選んだんだろう?

「えっ、泰斗…//ここ、病院//」

「いいだろ、やっと…叶ったんだから」

泰斗に抱き締められて、
暖かさを感じた

久しぶりに人の温もりを感じた

強く強く…

なのに、優しく…

壊れ物を扱うように、抱きしめられる


好き…

好き…

大好き…


もっと早く、気づけてればよかった
もっと早く、付き合えばよかった

運命の人じゃなくても…

こんなに幸せな気持ちになれるんだ