私たちの班はいつの間にか
1番後ろを歩いていたようで、

前にも後ろにも
歩いている人がいなかった

あー、さっきのこともあって
わりと、、結構…気まずい

「ねぇ、あんたさ…なに私たちのあとついてきてんの?」

「ほんと、邪魔なんだけど」

「…あんた達が、私を誘ったんでしょ?恨むなら誘った自分ら恨みなよ」

「はぁ?」

「まじ、うぜー」

「あんたさ、もう…ついてこないで」

「はー、うざいなー。お友達いないとダメだもんね、あんたら…一人じゃいられないもんね、ダサ」

ここまで来たら、もう…
やられっぱなしになんていかない

「は?!まじ、腹立つ!」

───ドンッ

え…

強い衝撃と共に、私の体は宙に浮いた
そして、下に転げ落ちていく

「ちょっと、やばいって!」

「押すことないじゃん!」

「でもだって!」

「あーもう、逃げるよ!」

遠くで聞こえる声

あぁ、私突き飛ばされたんだ。