「ありがとう、でも…大丈夫」
「そ、そっか」
そんな悲しそうな顔しないで
手伝ってもらえるのは
嬉しいけれど
あなたに手伝ってもらったらきっと、
私の班の人たちがきっと怒る
「ちょっと!あんた、なにうちらの班にいんのよ!!」
あ、ほら…帰ってきた
しかもほかのクラスの男子を連れて
わりと、イケメンよりの人
あ…この人
「ご飯まずくなるじゃない!」
「ご、ごめんなさ…い…」
「早くどっか行けよ!」
「そーよ!」
あーあ、もう…
うまくやるつもりだったのに、
「ちょっと、あんたら…」
「あ?」
もう、さすがに見てらんない
「この子、カレー作ってないし手伝おうか?って声掛けてくれたの、優しいんだよ、アンタらと違って」
「は!?」
「あんたら、料理できないんでしょ?だから、私にご飯任せてどっかいったんでしょ?残念ながらその男あんたのことすぐ飽きるよ?」
もう、口が止まらない

