「じゃあ、全員いるな〜?出発するぞ〜」
バスで、点呼確認が終わり
山奥の遠足場所へ出発する
私を含めた派手グループは、
一番後ろを占領していた
もちろん、
私のことはグループの人達は空気扱い
利用するところか、
好き勝手利用されまくってる私
「有賀さんがあのグループといるなんて意外だよな」
「それ思った!」
「別に、いいんじゃね?誰と仲良くしようと…いとがそれを望んでるなら」
…聞こえてるよ
男子達の会話
泰斗の冷たいセリフ
そうだよね、
泰斗…私のこと心配するわけないよね
冷たいこと言ったの私だし、
散々心配してるとか思い込んで…
痛いなぁ、私
優しい泰斗もさすがに、
見放すほどだよね…
あーあ、
バカみたい…着くまで寝よ