席に座って、
机に突っ伏する

泰斗は、
私が1人にならないようにずっとそばにいてくれた

学校でも、
男友達といないで私のそばにいた

泰斗のおかげで私は1人じゃなかった

一人になって、
泰斗大きさに気づく

一人っていうのは、
なんか暗いね

「お!泰斗おはよ!!お前、遅いじゃん」

「あー、わり!寝坊した」

アハハっていう男子達の笑い声が聞こえる

泰斗の顔を見れない

本当に寝坊したのかな
寝坊してなかったら迎えにきてくれてたかな

「有賀さんと来ないから、お前ら別れたのかと思ったよ!」

「え?別れたって?」

「だって、お前ら付き合ってんだろ?」

「いや、んなわけ」

「え、ずっと一緒にいるから付き合ってんのかと思ってたよ」

…付き合ってるように見えてたんだ
でも、付き合ってないよ

泰斗は、今どんな顔してるのかな