「じゃあ有馬に教えてもらえばいいじゃん」



「何であいつが出てくるよ」



「だって有馬頭いいじゃん」



「まあ確かにそうだけどさ、

あいつに教わるのは癪に障る「ねぇー有馬ー」




おい。私の話は無視か。




隣の席で渚に群がってる渚ファンにお構いなく渚に声をかけた。



殺気だった目で渚ファンが私たちを睨む。




こ、殺される!




「なんだよ」



「さくらが勉強教えて欲しいって☆」




おい、お前さん。